不要になったワインを高く売るコツまとめ
それはそれで当然のことであり良いことではあるのだが、手元に残ったワインを売ることにも、ぜひ関心を持っていただきたい。
もし不要になったワインを高く売ることができれば、新たな好みのワインを手に入れるための資金とすることができるためだ。ワインをできる限り高く売るためのポイントやコツを紹介していく。
早めに売るのがワインを高く売るコツ
画像引用:http://eitopi.com/kotu-eigo
これまで飲まずに置いておいたワインがあり、おそらく今後もすぐに飲む予定はないと思われるワインが自宅等にあるのであれば、すぐに売りに出すことをおすすめする。
ワインはできるだけ早い時期に売りに出すことで、より高い金額で買い取ってもらえるからだ。
ワインは、放置しておけば必ず劣化していく飲み物である。
赤ワインの一部は適切に保管しておくことで味が馴染み、購入時よりも味わい深くなることもあるだろう。
しかしそれは、計画的に保管しておく場合に限る。
飲む機会を逸し、今後もそれが訪れることはないかもしれないと少しでも感じるのであれば、そのワインは劣化の一途を辿る可能性が極めて高いため、商品価値が下がる前に売りに出すことを考えるべきだろう。
ワインはコルクやそれを包むキャップシール、ボトルに貼られているラベルなども商品価値を高めるための重要な要素だ。
もしこれらが傷つき、カビが生え、剥がれたりすればどうだろうか。
ワインそのものの劣化は免れたとしても、高価買取を期待することができなくなってしまうだろう。
少しでも高く売るつもりなのであれば、早めに売ることが最大のコツとなるのである。
ワインを高く売りたいなら、保存状態にも注意する
ワインは、その状態を最善に保つ環境というものがある。
それをいかに保てるかが、ワインを高く買い取ってもらうための大切なポイントとなってくるだろう。
ワインを直射日光が当たる場所に放置してはならない。
太陽光はワインのみならず多くのものを劣化させる原因となりうるものだ。
温度と湿度にも気をつける必要があるだろう。
温度は13~15度程度に保たなければならず、湿度は75%前後を保つ必要がある。
夏場はこの倍以上の温度に上がるため、冷蔵庫の野菜室などで保管すると良いだろう。
ワインセラーで保存できるのがベストだが、全ての人がそれを自宅やオフィスに完備しているわけではない。
であれば、今ある環境で保存状態をよりベターな状態に持っていく努力と工夫が求められる。
もしこれを怠ればその瞬間から劣化が進み、いざワインを売りたいと思った時にも高い金額で買い取ってもらうことはできなくなってしまうだろう。
将来的に不要になるかどうかは今の段階ではわからず、売るつもりが一切なかったとしても、ワイン買い取りに出す可能性を捨てず、入手当初から適切な保存を心がけておかなければならない。
様々な買取りサイトを使って買取額を比較することも大切
もし実際に手元のワインを売りに出すと決心したのであれば、お酒の買取業者の選択には十分に注意してもらいたい。
業者によって査定額や買取価格が大幅に異なるためだ。
ほとんどの買取業者が、独自でサイトを運営している。
ここで買取額や買取実績等を確認し、各業者の比較をすることをおすすめする。
オンライン上で査定を依頼することもできるため、こうしたツールやサービスは積極的に活用すべきだ。
お酒の販売に筆者がよく利用するのはFIVE NEEDSという業者だが、中にはワインを専門的に取り扱っている買取業者もある。
そこが必ず最高値をつけてくれるとは限らないが、正当な査定額を提示してくれる点に関しては、大いに期待できるだろう。
間違っても1社のみに査定を依頼し、そのまま売ってしまうことは避けてもらいたい。
ワインは種類や業者によって、1本数万円から10万円以上の価格差が出ることもある。
手間はかかるが、複数の業者やサイトでの比較は、高く売るためには避けられない作業となるのだ。